CL出場圏内へ手応えのサッリ監督 「一歩前を行かれている」と語った2チームは?
“対リバプール連勝”を逃すも、リーグ戦無敗の出来に納得「思ったよりも順調」
チェルシーは現地時間9月29日のプレミアリーグ第7節で、リーグカップから中2日でリバプールと対戦。連勝目前で同点弾を許して1-1と引き分けた。マウリツィオ・サッリ監督は試合後、「思ったよりも順調」としながらも、首位のマンチェスター・シティやリバプールには「一歩前を行かれている」と語った。米スポーツ専門テレビ局「ESPN」が伝えている。
リーグカップ戦ではベルギー代表MFエデン・アザールが圧巻の個人技から決勝弾をマークして2-1で勝利したチェルシー。再戦となった試合でも、前半25分にアザールが鮮やかなパスワークから最終ラインの背後に飛び出し、絶妙な左足シュートで先制点を奪った。
リーグカップと併せてリバプールの2連勝かと思われたが、試合終了間際に元イングランド代表FWダニエル・スターリッジに同点ゴールを決められ、無念の引き分けとなった。
この結果、6勝1分の勝ち点19で並んだシティとリバプールが、それぞれ首位と2位。チェルシーは5勝2分の同17で3位につける格好に。サッリ監督は「シティとリバプールは一歩前を行っていて、トップ2でフィニッシュするのは非常に難しい。だが、1週間前に思っていたよりも我々は彼らに近いところにいる。UEFAチャンピオンズリーグ出場権獲得に向けて争えると思うよ」と前向きな見解を示した。
「プレミアリーグではトップ4にたどり着くのもとても難しいんだ。イングランドだけではなく、ヨーロッパでトップ6、7に入るチームが争っていて、CLに行くのは簡単じゃない。でも、もちろん我々はトライするさ。順位表でトップのレベルのチームになるべく近いところにつける努力が必要だ。もっと向上しなければならないね」
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