マンU幹部が“次期監督報道”を一蹴 元レアル指揮官のジダン就任は「ナンセンスだ」
モウリーニョ監督への“疑惑の目”が相次ぐも、クラブ幹部はジダン就任に否定的
マンチェスター・ユナイテッドは、公式戦3試合未勝利とトンネルから抜け出せないジョゼ・モウリーニョに対してクラブ幹部が圧力をかけているとされる。しかし、次期監督候補と噂されるジネディーヌ・ジダン氏の就任に関しては「ナンセンス」だと否定しているようだ。米スポーツ専門テレビ局「ESPN」が報じた。
ユナイテッドは現地時間29日のプレミアリーグ第7節でウェストハムに1-3で敗戦。リーグカップを含めて公式戦3試合勝利から遠ざかり、リーグ順位は10位まで転落した。
2013-14シーズンのデイビッド・モイーズ監督以来、クラブ史上ワーストタイのスタートとなり、リーグカップも3回戦敗退を喫したことで周囲からの批判が高まっている。同時に、モウリーニョ監督とフランス代表MFポール・ポグバの衝突が連日メディアで報道。チーム内に不穏な空気が流れていることから監督交代も日に日に現実味を帯びてきている。
次期監督候補として名前が挙がっているのが、UEFAチャンピオンズリーグ三連覇の偉業を成し遂げたレアル・マドリード前監督のジダン氏だ。現在フリーとなっている元フランス代表MFは、英語の勉強をし始めたとも伝えられており、ユナイテッドの監督就任が近づいているのではという噂が出ている。
しかし、クラブ関係者によると今夏にレアルを離れたジダン氏へのオファーは可能だが、アプローチすることは「ナンセンスだ」と一蹴。次期監督としてのプロセスを踏んでいないことを明かしたという。
ジダン監督就任がないとなれば、ユナイテッドはこのままモウリーニョ監督の下で歩みを進めるのか。それとも“第2の監督候補”が出てくるのか。今後の動向には大きな注目が集まる。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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