エリア内か、外か? 札幌FW都倉のPK獲得シーン、リーグ公式が映像公開で疑問噴出

札幌FW都倉賢【写真:Getty Images】
札幌FW都倉賢【写真:Getty Images】

1-1で迎えた後半アディショナルタイム、札幌FW都倉が倒されてPK判定も鳥栖側が抗議

 北海道コンサドーレ札幌は29日のJ1第28節サガン鳥栖戦で2-1と勝利した。後半アディショナルタイムに札幌FW都倉賢がPKを獲得し、自ら決めて劇的な幕切れとなったが、このPK獲得シーンを巡って疑問の声が噴出。Jリーグ公式YouTubeチャンネルが試合のハイライト映像を公開すると、ファンから様々なコメントが並んだ。

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 スコアが動いたのは後半13分だった。元イングランド代表FWジェイの縦パスを受けたMF三好康児が巧みなトラップからエリア内に入り込み、左足を振り抜いてホームの札幌が先制。劣勢の鳥栖も後半44分、元スペイン代表FWフェルナンド・トーレスのクロスからDF藤田優人が折り返し、GKに一度阻まれるもこぼれ球にFW小野裕二が飛び込んで同点に追いついた。

 疑惑のプレーが生まれたのは、1-1で迎えた後半アディショナルタイムだ。左サイドを札幌FW都倉が抜け出し、鳥栖のDF高橋祐治がペナルティーエリア手前で対応。球際で両者が競り合うなか、都倉が上手く入れ替わってエリア内に突進し、高橋祐が後方からタックルで倒してPK判定となった。

 最終的に都倉がこのPKを沈めて札幌が勝利したなか、JリーグYouTubeチャンネルが公開した試合ハイライトにPK獲得シーンも収録されており、返信欄には様々な声が溢れた。

「これは鳥栖がかわいそう」
「ペナ外のような気がする」
「サガンの選手当てられて倒れたのにPK取られるとか不幸」
「(エリアの)外じゃねーか」
「都倉が先にファール」
「当たったのはエリア外でPKではない」

 鳥栖の選手たちも抗議したが主審の判定は覆らず、劇的PKで勝ち点を拾い損ねる形となった。残留争い中の鳥栖にとって痛恨の黒星となったが、PK獲得シーンの反響は広がり続けている。

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