マンUポグバがストライキ敢行か モウリーニョ監督解任へクラブCEOに“決断の時”到来
確執が浮き彫りとなっているポグバとモウリーニョ監督の関係がさらに悪化
マンチェスター・ユナイテッドは現地時間29日のリーグ第7節ウェストハム戦で1-3と敗れ、公式戦3試合未勝利となった。リーグ戦10位に低迷し、ジョゼ・モウリーニョ監督とフランス代表MFポール・ポグバの関係悪化も取り沙汰されるなか、中盤の要が“ストライキ”に踏み切るようだ。英紙「デイリー・ミラー」が報じている。
ユナイテッドは開幕7試合を終えて3勝1分3敗でリーグ10位。チームの苦境を物語るようなシーンがウェストハム戦でも見られた。後半25分にポグバが途中交代を命じられた際、ブラジル代表MFフレッジと代わってピッチを退くと、モウリーニョ監督と一切目を合わせずにベンチへ向かった。
モウリーニョ監督とポグバの関係は崩壊の一途を辿っている。現地時間25日に行われたリーグカップ3回戦でイングランド2部ダービー・カウンティにPK戦の末に不覚を取った一戦ではポグバはベンチ外となり、同日に副キャプテンから外されたとも報じられていた。
英衛星放送「スカイ・スポーツ」公式ツイッターは、モウリーニョ監督が練習中にポグバに暴言を吐き、それを耳にしたポグバが指揮官を睨み付けるショッキングな映像を公開していた。そのポグバはチームメイトに対し、モウリーニョ監督が衝突を解決する姿勢を示さなければプレーをしない意志を表明し、ストライキを敢行する構えを見せているという。
クラブCEOのエド・ウッドワード氏は指揮官への信頼を強調し続けてきた。しかし、ウェストハム戦の敗戦に加え、ポグバがストライキを強行するとなると、決断を迫られる重圧がかかると記事では伝えられている。モウリーニョ監督には就任したクラブを3年目で退任する“3年目のジンクス”があるが、その時は近いのかもしれない。
(FOOTBALL ZONE編集部)
page 1/1