リバプールの“ガラスのエース”も自賛 絶妙“アンストッパブル弾”に英紙騒然「衝撃的」
途中出場のスターリッジがチェルシー戦で劇的な同点ゴールをマーク
リバプールの元イングランド代表FWダニエル・スターリッジは、現地時間29日のリーグ第7節チェルシー戦(1-1)で圧巻のビューティフルゴールを披露した。試合終了間際の一撃を「衝撃的な劇的同点弾」と注目している。
序盤から攻勢に出たリバプールだが、前半25分にチェルシーのベルギー代表MFエデン・アザールに個人技で先制点を許してしまう。その後も得点を奪えず、敗戦目前となった試合終了間際、劇的な結末をもたらしたのは後半41分から出場したスターリッジだった。
後半44分、ペナルティーアーク左後方でスイス代表MFジェルダン・シャキリから横パスを受けると、ワントラップから左足を一閃。約25メートルの位置から放たれた一撃は、ゴールに吸い込まれていくような完璧な軌道を描き、スペイン代表GKケパ・アリサバラガの渾身の横っ飛びをモノともせずゴール右上隅に突き刺さった。
英紙「デイリー・テレグラフ」は「衝撃的な劇的同点弾」と表現し、「あらゆるGKにとってセーブが不可能である壮観なゴールだった」と紹介。英サッカー専門誌「フォー・フォー・トゥー」は、リバプール通算50ゴール目となる同点弾を決めたスターリッジが「これまでもっと良いゴールを決めてきたか考えてみたけど、たぶん、ないだろうね」と自身のベストゴールだと自画自賛したことを伝えている。
スターリッジは元々、イングランド最高峰の才能を備えたストライカーとして期待されていた逸材だ。近年は度重なる故障で本領を発揮できておらず、ロシア・ワールドカップの代表メンバー入りも逃していたが、今季は公式戦7試合で4ゴール。完全復活の狼煙を上げている。
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