バルサFWメッシが異例の守備強化指令 3試合2分1敗の現状に「もっと強くならないと」

バルセロナのFWリオネル・メッシ【写真:Getty Images】
バルセロナのFWリオネル・メッシ【写真:Getty Images】

アスレティック・ビルバオ戦で先制され1-1ドロー 本拠地カンプ・ノウは微妙なムードに

 直近3試合で2分1敗――。普通のクラブならあり得ることだが、昨季リーガ・エスパニョーラ王者バルセロナにとっては周辺が騒がしくなるに十分だ。現地時間29日の第7節アスレティック・ビルバオ戦で先制され、最終的に1-1ドローに終わった。エースのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシは試合後のテレビインタビューで「守備面を強化しないと」と課題を口にしている。

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 この日エルネスト・バルベルデ監督はメッシ、MFセルヒオ・ブスケツをベンチスタートさせたなか、前半からゴールを奪えない展開が続くと、同41分にビルバオのMFデ・マルコスに先制ゴールを許す展開となる。後半に入ってからバルサはブスケツ、メッシを投入。後半34分にメッシがドリブル突破からシュートを見せると、こぼれ球をつなぎ、こちらも途中出場のFWムニル・エル・ハダウィが詰めて1-1の同点とした。

 この後タイムアップまで攻め続けたバルサだったが、勝ち越し点を奪えず。3試合連続で勝ち点3を確保できない結果に、本拠地カンプ・ノウも微妙なムードに包まれた。そのなかで専門テレビ局「ビーイン・スポーツ」のインタビューに応えたメッシは、このように話している。

「今シーズンはまだ始まったばかりだよ。心配することはない。長いシーズンになるからね。ここ最近の結果は期待に沿えないものだ。勝つための状況を作りだろうとしたけど、その結果を得られなかった」

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