「原因を見つけるのは難しい」 バイエルンのコバチ監督、今季リーグ戦初黒星に嘆き節
開幕5戦無敗もヘルタ・ベルリンに0-2で初黒星「ミスを犯した時に罰を受けてしまう」
バイエルンは開幕5試合で無敗(4勝1分)だったが、現地時間28日のブンデスリーガ第6節でヘルタ・ベルリンに0-2で敗れて今季初黒星を喫した。チームを指揮するニコ・コバチ監督は、「原因を見つけるのは難しい」と敗戦を嘆いた。クラブ公式サイトに寄せたコメントを衛星放送「FOXスポーツ」アジア版が報じている。
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敵地に乗り込んだバイエルンは、前半23分にヘルタ・ベルリンのボスニア・ヘルツェゴビナ代表FWヴェダド・イビシェビッチにPKを決められると、同44分にはスロバキア代表MFオンドレイ・ドゥダに追加点を奪われて前半だけで2失点。後半にドイツ代表FWトーマス・ミュラー、ドイツ代表MFセルジュ・ニャブリらを投入するもゴールを奪えず、0-2で敗れた。
「シュートに対するゴールの決定率が、我々が敗れてしまった理由の一つだ。そのうえで、我々は許されるべきではないゴールを二つ許してしまった。この試合で起きたようなペナルティー(キック)を認めてはいけない。また二つ目の失点の前には戦術的なミスを犯している。ミスを犯した時に罰を受けてしまうのが、このレベルの戦いだ」
コバチ監督はミスによる敗戦を嘆く一方で、「まだ、それでも我々は正当な位置にいる」と首位に立っていることを強調。改めて今後に向けた思いを口にした。
「原因を見つけるのは難しい。我々はチャンスの形を変えていかないといけないが、全てを非難してもいけない。それは起こってしまったことだからね。バイエルンを知っている人は、我々が敗戦を受け入れず、勝利の道に戻るために全力を尽くすことを知っているだろう」
今季初黒星はドイツ王者バイエルンをさらに強くさせるかもしれない。
(FOOTBALL ZONE編集部)