開幕戦を終えたプレミアリーグ 明暗分かれたビッグクラブの船出

チェルシー、アーセナルは足踏み

 プレミアリーグ2015-16シーズンが8日に開幕し、3日間で全チームが第1節を消化した。
 開幕初日では昨季王者チェルシーがスウォンジー・シティにホームで2-2と引き分けた。後半7分にはGKティボ・クルトワに退場処分が下されるなど、勝ち点3を取りこぼしだけでなく、次節以降にも尾を引く結果となった。
 同日に開幕戦をホームで戦ったマンチェスター・ユナイテッドは、強豪トットナム・ホットスパーと対戦。前半22分の相手DFのオウンゴールが決勝点となり、1-0で勝利。試合内容は振るわず、苦戦を強いられたものの、ルイス・ファン・ハール監督64歳の誕生日を白星で飾ることとなった。
 翌9日に行われた試合で、アーセナルがホームにウェストハム戦を迎え、0-2とまさかの敗戦を喫した。アーセン・ベンゲル監督は「我々の浅はかさが招いた結果」とチームの低調なパフォーマンスを認め、厳しい船出となった。
 同日開催のリバプールはアウェーでストーク・シティ戦に臨み、1-0と勝利。新加入の5選手が先発に名を連ねたが、連係不足を露呈する展開が続いた。それでも後半41分にMFフェリペ・コウチーニョの強烈ミドルがネットに突き刺さって先制。リードを守り切り、勝ち点3を獲得した。

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