「僕は2、3年前と同じ選手」 絶好調アザール、サッリ新体制での“進化説”否定
輝きを放つチェルシーのエース、リーグ杯リバプール戦でも決勝弾
現地時間26日に行われたリーグカップ3回戦でリバプールを相手に決勝ゴールを挙げたチェルシーのベルギー代表MFエデン・アザールは、最近よく取り上げられている「マウリツィオ・サッリ監督の下で別の選手になった」という自身に対する論調を否定した。米スポーツ専門テレビ局「ESPN」が報じている。
26日のリーグカップで大活躍を見せたのがアザールだった。リーグ戦6連勝で首位を走るリバプールと対戦したチェルシーは、後半途中からエースを投入。すると1-1で迎えた後半40分、右サイドから鋭いドリブル突破を見せたアザールは、ゴール左に強烈なシュートを突き刺して逆転ゴールを奪取。この一撃が決勝点となり、リバプールに今季公式戦初黒星をつけた。
試合後、記者陣から多くの質問が飛ぶなか、アザールはサッリ監督の下で新たな成長を見せることよりも、唯一の優先事項は勝利であると強調した。
「僕は2年前、3年前と同じ選手だ。今のところ誰もが、僕を世界最高選手のトップ3に入ると話しているが、それは今ゴールを決めることができているからだ。トップ3に入れることは嬉しいし、僕はこの調子を維持していかなければならないね。だけど、僕の唯一の目標は、毎年何かのタイトルを獲ること。僕はトロフィーを勝ち取りたいんだ」
またアザールは、トロフィーを勝ち取るために自分のゴールが重要なわけではないと主張した。