「アザールにマンマークはつけない」 チェルシーとの大一番へ、クロップ監督“攻撃宣言”
リーグ杯敗戦から中2日で迎えるプレミアリーグ序盤戦の大一番
リバプールは現地時間29日、3日前にリーグカップ3回戦で敗れたチェルシーとリーグ第7節で再び激突する。カップ戦ではベルギー代表MFエデン・アザールの個人技に屈したが、ユルゲン・クロップ監督は「アザールにマンマークはつけない」とし、自慢の攻撃的なスタイルを崩さずに戦うと語った。英紙「ガーディアン」が報じた。
昨季のプレミアリーグ得点王のエジプト代表FWモハメド・サラーやブラジル代表FWロベルト・フィルミーノらを擁し、魅力的な攻撃サッカーを展開するリバプール。リーグカップのチェルシー戦ではアザールのドリブル突破を止められず、1-2で競り負けた。
今季の公式戦初黒星を喫した相手と中2日での再戦。選手を温存していたカップ戦から一転して、ベストメンバーでの戦いが予想されるが、守備の要であるオランダ代表DFフィルジル・ファン・ダイクに欠場の可能性が残るなど不安要素もある。
しかし、クロップ監督はあえて守備的に戦うことはしないという。今季公式戦7試合6得点と絶好調のアザールを警戒しながらも、自分たちのスタイルを貫くと強調する。
「私がドルトムントでレアル・マドリードと対戦した時(2013年のUEFAチャンピオンズリーグ準決勝)、私はマリオ・ゲッツェをシャビ・アロンソにぶつけたが、今回はそれとは違う。アザールにマンマークをつけることはしない。なぜなら、彼の方が(アロンソよりも)フレキシブルだからだ。彼は至るところに顔を出す。シャビ・アロンソはプレーする場所が明確だった。これは大きな違いだ」
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