誇り高きC・ロナウド、モドリッチ&サラーの受賞を祝福も… 「僕のゴールは最高だった」
FIFA年間表彰式の欠席が物議も、インスタグラムで二人にメッセージ
今季からユベントスに加入したポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドは、FIFAの年間表彰式「THE BEST」を、最優秀選手賞のラスト3人にノミネートされていたにもかかわらず欠席したことが物議を醸しているが、昨季までのチームメイトでFIFA最優秀選手賞を受賞したクロアチア代表MFルカ・モドリッチ(レアル・マドリード)とエジプト代表FWモハメド・サラー(リバプール)にお祝いのメッセージを送ったという。スペイン紙「マルカ」が報じている。
FIFA最優秀選手賞はここ10年間ロナウドとアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(バルセロナ)の二人で独占状態にあったが、モドリッチが今年その状況を打破した。また年間最優秀ゴールに送られる「プスカシュ賞」もサラーが受賞するなど、新時代の到来を感じさせる。そのなかでロナウドが、インスタグラム上の動画でメッセージをこう寄せたという。
「ルカ・モドリッチがトロフィーをつかみ取ったこと、本当におめでとう」
「モハメド・サラーはプスカシュ賞を受賞したけど、彼が決めたのは美しいゴールだったよ」
このように称賛しつつも、その後は自らの話に移している。
「正直に言うと、自分を甘やかしているわけではないけど、僕のゴールは最高だったんだよ」
自らが最高だとしたのは、昨季UEFAチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝のユベントス戦で叩き込んだオーバーヘッドシュートだと見られる。とはいえ「個人賞は個人賞だ。僕はこれまで何度も獲得している。僕は勝つためにプレーしているわけで、賞を勝ち取るためではない。15年間にわたって高いレベルでプレーし、成し遂げてきたことを誇りに思うよ」と自己アピールを忘れないあたり、ロナウドの誇り高さがにじみ出ていると言えるだろう。
(FOOTBALL ZONE編集部)