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「一流の日本」がお手本 サッカー中国代表が“選手帰化”を推進 ファンも戦力強化を支持
2選手の帰化を進めている中国代表、「歴史を作り出すだろう」と中国メディアも期待
サッカー中国代表が選手の帰化を積極的に推進しようとしているようだ。現在、2選手を迎え入れる動きがあり、「日本のように帰化への扉を開く」と韓国のニュースサイト「スポータルコリア」が報じている。
記事では「中国サッカーが帰化選手の活用を積極的に探り始めた。中国のサッカーファンも戦力強化のために『帰化を恐れるのを止めよう』と声を上げている」と言及。中国が戦力アップを図るため、帰化プランを推進し始めた一方、ファンの間でも支持の声が広まりつつあるとしている。
話題の中心となっている一人が、ノルウェー国籍を持つ20歳MFジョン・ホウ・サテル(スターベクIF/ノルウェー1部)だ。また、かつてアーセナルに在籍し、イングランドU-19代表としてプレーした25歳MFニコ・イェナリス(ブレントフォード/イングランド2部)もその一人。二人の母親は中国人で、帰化の条件を満たしていることから、その動きが進んでいるという。
中国メディア「新浪体育」は、「2選手は規定を満たしており、首尾良く署名し、中国のサッカーの歴史を作り出すだろう」と期待を込めている。一方、お手本として日本代表の存在を指摘。MFラモス瑠偉やFW呂比須ワグナー、MF三都主アレサンドロ、DF田中マルクス闘莉王らが代表で活躍したが、「日本も80年代からブラジルの選手やコーチを多く帰化させて、様々な経験を学んだ。現在、アジアにおいて一流の日本はワールドカップによく出場し、次のアジアカップでも優勝候補だ」と記している。
中国代表はW杯出場を目標に掲げるが、過去の出場は2002年日韓大会のみ。選手の帰化で戦力の底上げを図ろうとしている中国は、日本にとっても脅威になりそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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