ウェールズ代表MFラムジー、来夏にアーセナル退団か 新契約の交渉が破談と英紙報道

アーセナルMFアーロン・ラムジー【写真:Getty Images】
アーセナルMFアーロン・ラムジー【写真:Getty Images】

突然変わったと見られる風向き チェルシー、ユナイテッド、ユベントスが関心か

 ウェールズ代表MFアーロン・ラムジーが、来夏にアーセナルを退団することになりそうだ。英紙「デイリー・メール」が交渉破談を伝えている。

 2008年にアーセナルに加入したラムジーは、ノッティンガム・フォレストやカーディフへのレンタル移籍を経て、2011-12シーズンから古巣に復帰。アーセナルとは今季で契約が満了することになっており、残留を求めるクラブ側はラムジー側と数カ月にわたって交渉を行ってきた。ラムジーも残留を視野に入れており、新契約を見据えていると思われていた。

 ところがこの数週間で突然風向きが変わり、交渉が破談になったという。アーセナル残留希望と見られていたラムジーだが、“メスト・エジル式手法”を採るのではないかとも言われてきた。今季終了時にフリーエージェントとなるラムジーは1月以降に他クラブのオファーを聞くことが可能で、それらを精査したうえで全てを決めるという形だ。昨季、エジルがこのやり方で週給30万ポンド(約4290万円)の契約をアーセナルと結んでおり、ラムジーも待遇アップを求めて同様の手法を使うと思われていた。

 対するアーセナルは高騰する選手の給与を抑えようとしている最中だが、予算の引締めが今回の破談につながったのかどうかは不明だ。現状ではアーセナルからラムジーに提示されているオファーはゼロということのようだ。同選手については、チェルシー、マンチェスター・ユナイテッド、ユベントスが関心を示しているとされるが、同選手の来季の所属先はいったいどこになるのだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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