ハリルホジッチ、最短で今週末に指揮官復帰? ナントが次戦の結果問わず監督解任へ

バビド・ハリルホジッチ氏【写真:Getty Images】
バビド・ハリルホジッチ氏【写真:Getty Images】

今年4月に日本代表を電撃解任のハリルホジッチ氏 ナントが後任候補として接触

 バヒド・ハリルホジッチ氏は今年4月に日本代表監督を電撃解任されて以降、フリーの身となっていたが、最短で今週末にもナントの監督に就任し現場復帰する可能性があるようだ。フランス紙「レキップ」が報じている。

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 ナントは現地時間25日、リーグ・アン第7節でニースと対戦し、1-2で敗れた。この結果、リーグ戦で1勝2分4敗となり2部降格圏の19位に転落した。

 今季就任したミゲル・カルドーゾ監督だが、ニース戦の敗戦によりクラブのヴァルデマール・キタ会長は指揮官の解任を決断。後任候補としてハリルホジッチ氏に白羽の矢が立てられたという。

 今季開幕前もハリルホジッチ氏を監督候補の一人にリストアップしたナントだが、最終的にはカルドーゾ監督をチョイス。結果的にこの決断が裏目に出てしまい、早期の解任が既定路線となってしまった。

 ハリルホジッチ氏は就任の可能性について「私はフランスに住んでいないため、何も知らない。何が起きるのか把握もしていない」と明言を避けているとのことだが、記事では29日の第8節リヨン戦の結果を問わず、試合終了後すぐに最終的な決断に踏み切り、後任を定めると指摘している。

 ハリルホジッチ氏は現役時代、1981年から5年間ナントに在籍し、リーグ優勝にも貢献。指導者としてフランスのクラブを率いれば、2003年から05年まで指導したパリ・サンジェルマン以来となる。

 15年3月から日本代表を率い、ロシアW杯出場権を獲得しながらも本大会直前に電撃解任され、フリーの身となっていたハリルホジッチ監督。アルジェリア代表や韓国代表の監督就任も噂されていた知将は、ナントで監督復帰を果たす可能性が高くなっているようだ。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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