ユナイテッド空中分解の危機 モウリーニョ監督とポグバの関係悪化から選手間で派閥も
練習中のポグバとモウリーニョ監督の険悪ムードが収められた動画が拡散
マンチェスター・ユナイテッドのジョゼ・モウリーニョ監督とフランス代表MFポール・ポグバの関係悪化が大きな話題を呼んでいる。その影響はポグバを筆頭とするフランス語圏や若手のグループ内にも広がっており、チームが空中分解の危機とも思える状況を迎えている。英紙「デイリー・メール」が報じた。
以前から関係悪化が伝えられていたモウリーニョ監督とポグバだが、ここにきてさらに亀裂が大きくなってしまったようだ。
現地時間22日のプレミアリーグ第6節ウォルバーハンプトン戦(1-1)の試合後、ロッカールームではモウリーニョ監督がパフォーマンスの優れなかったポグバに激怒したと伝えられ、25日に行われて2-2のPK戦の末に敗退したダービー・カウンティ(イングランド2部)とのリーグカップ3回戦ではベンチ外に。さらに同日、副キャプテンから外されたとも報じられていた。
極めつけは英衛星放送局「スカイ・スポーツ」のスクープだ。練習中のポグバとモウリーニョ監督の険悪ムードの様子が動画に収められ、またたく間に世界中に拡散された。
一連の騒動により、その他の選手たちにも影響が出ている。記事によれば、以前から移籍が噂されているフランス代表FWはアンソニー・マルシアルと出場機会の減っているコートジボワール代表DFエリック・バイリーというフランス語圏の選手たちがやはり指揮官へのフラストレーションを溜めているという。