香川に居場所はあるのか? 若手スター爆発中の新生ドルトムント 注目される3つの点
若手主体のチームで7ゴールと大爆発、専門メディアも脚光
日本代表MF香川真司の所属するドルトムントは今季からルシアン・ファブレ監督の新体制で新シーズンに臨んでいるが、若手選手の積極的起用が特色となっており、ニュルンベルク戦での完勝が若手の存在感をより際立たせるものとなった。専門メディアも若手スターにスポットライトを当てている。
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ドルトムントは現地時間26日、ブンデスリーガ第5節でニュルンベルクと対戦し、7-0で大勝を収めた。20歳のアメリカ代表MFクリスチャン・プリシッチのスルーパスを19歳FWヤコブ・ラーセンが決め先制すると、この日がデビュー戦となった19歳のモロッコ代表DFアクラフ・ハキミが初ゴールをマークし、チーム3得点目を奪う。終盤には途中出場の18歳MFジェイドン・サンチョも追加点を奪い、計7ゴールで大勝した。
これを受け、ドルトムント専門メディア「BVB Buzz」は「ドルトムントの圧勝劇で押さえておくべき3つの点」を特集している。
一つ目として、「ハキミはドルトムントにとって完璧な右サイドバック」と言及。33歳のポーランド代表DFウカシュ・ピシュチェクが衰えを隠せないなか、最適な後任が現れたことを指摘する一方、唯一のレンタル加入組のためファブレ監督にとっては、活躍すればするほどレアル・マドリードへの帰還が早まる可能性を懸念することになると伝えている。
二つ目は「ファブレ政権では若手スターが重要な役割を担い、信頼構築のための時間を与えている」と記した。先発や途中交代を含め、若手主体で臨んだニュルンベルク戦も7ゴールと結果を残しており、多くの若手が出場機会を得ていることが、現在のドルトムントにとってはプラスに働いていると力説。また、才能溢れる有望株がクラブの未来に安泰をもたらすと主張している。