売り出し中のイケメン“トーレス2世”に英国も注目 「ルックスが比較されてきたが…」
リバプール出身のウィルソンが期限付き移籍中のダービーで大活躍
イングランド2部ダービー・カウンティに期限付き移籍中のウェールズ代表MFハリー・ウィルソンは、現地時間25日に行われたリーグカップ3回戦のマンチェスター・ユナイテッド戦(2-2、PK8-7)で直接FKを決めるなど、大金星を挙げる立役者の一人となった。英サッカーサイト「90min」は、21歳の新鋭を元スペイン代表FWフェルナンド・トーレス(J1サガン鳥栖)と比較し、「リバプール出身のトーレス」として取り上げた。
トーレスは2007年にアトレティコ・マドリードからリバプールへ加入すると、4年間で通算142試合出場81得点をマーク。その華々しいキャリアの中でも、際立つ活躍を見せた。一方のウィルソンは8歳からリバプールの下部組織に所属し、2014年にトップチーム昇格。その後、プレー機会を求めて期限付き移籍を繰り返し、今季は元イングランド代表MFのフランク・ランパード監督が率いるダービーで主力として存在感を放っている。
センターフォワードのトーレスと、ウイングを主戦場とするウィルソンはポジションが異なるが、一瞬のスピードで相手DFを置き去りにする特長は、通ずるものがある。ウィルソンにとって、トーレスは幼い頃のアイドルだったようだ。英紙「ダービー・テレグラフ」に、このように答えている。
「僕は彼を見て育ち、リバプールのファンになったんだ。アンフィールドに行くことが楽しくて、毎試合でたくさんのゴールを見せてくれた。彼がチェルシーに移籍した時は本当に気が動転したよ!」
そして、記事では「これまで端正なルックスからトーレスと比較されてきたが、今、彼はフットボールでの比較を望み始めている」と言及。“トーレス2世”として、リバプールの本拠地アンフィールドに凱旋する日も、そう遠い未来の話ではないのかもしれない。
(FOOTBALL ZONE編集部)