C・ロナウドの年間表彰式欠席にFIFAが不快感 受賞のインパクトが薄れて有名無実化
レアルMFモドリッチが最優秀選手賞を受賞 一騎打ちと目されたC・ロナウドは欠席
先日、国際サッカー連盟(FIFA)の年間表彰式でレアル・マドリードのクロアチア代表MFルカ・モドリッチが最優秀選手賞を受賞したが、ユベントスのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドの欠席にFIFAが不快感を示しているという。スペイン紙「ムンド・デポルティーボ」が報じている。
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2008年から昨年までロナウドとバルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシが独占してきた賞は、07年のブラジル代表MFカカ(当時ACミラン)以来で他の選手が受賞する結果になった。しかし、メッシが早々に脱落していた一方で、ロナウドは最終候補三人に名を連ねてモドリッチとの一騎打ちと目されていた。
そうした状況でありながら、ロナウドは表彰式を欠席。ユベントスが現地時間23日と26日にリーグ戦のゲームが入る過密日程だったことから、全員が24日にロンドンで行われた表彰式を欠席した。ロナウドもチームの一員として行動した形になるが、FIFAは不快感を抱いているようだ。
ロナウドの欠席によりモドリッチの受賞が周知の事実となり、結果的に受賞のインパクトが薄れたことが理由だという。三人目の候補はリバプールのエジプト代表FWモハメド・サラーだったが、代表とUEFAチャンピオンズリーグ(CL)両方の実績で、サラーが受賞することを信じる人間はいなかった。
ロナウドは欧州最優秀選手賞の授賞式も欠席したが、今回はチーム事情があり、その際とは異なる。しかし、表彰の発表が有名無実化したことは、FIFAにとって看過できない出来事だったようだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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