モウリーニョ監督が選手批判!? PK失敗の“予感”告白「危なくなるのは分かっていた」

「誰かが外さなければ(試合は)終わらない」

 モウリーニョ監督は試合後、PK戦でジョーンズやコートジボワール代表DFエリック・バイリーら守備陣の順番が迫るに連れ、大きな期待はしていなかったと認めた。英衛星放送「スカイ・スポーツ」のインタビューでこう振り返った。

「我々は試合を終わらせなければならなかったが、それができなかった。後半序盤で試合をコントロールすることができず、それができたのは同点とされてからで、私の好きではない形。最後はPK戦となって、誰かが外さなければ(試合は)終わらない。6順目、7順目まで来たのを見た時に、ジョーンズやエリックで危なくなると分かっていたよ」

 それを聞いた記者が「ユナイテッドの批判をしているのではないか?」と質問すると、指揮官は怒りを露わにした。

「君は、私が批判をしていると思うのかい? そんなことはないだろう。チームを批判しているんじゃない、私はこのチームの一員なんだぞ。君は間違っていると思う。分析をしてほしいのか、それとも立ち去ってほしいのか、私に何をしてほしいんだ? 素晴らしい試合だったとでも言ってほしいのかい? それならば真実を言おう。後半の立ち上がりは相手のほうが良かったし、我々はその激しさに匹敵しなかったんだ」

 そう会見で激高したモウリーニョ監督は、敗戦のショックを飲み込むことはなかった。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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