モウリーニョ監督が選手批判!? PK失敗の“予感”告白「危なくなるのは分かっていた」

マンチェスター・ユナイテッドのモウリーニョ監督【写真:Getty Images】
マンチェスター・ユナイテッドのモウリーニョ監督【写真:Getty Images】

数的劣勢のなかで同点に追いつくも、PK戦でジョーンズが失敗してリーグ杯3回戦敗退

 マンチェスター・ユナイテッドは現地時間25日、リーグカップ3回戦の2部ダービー・カウンティ戦で2-2と決着がつかず、延長PK戦(7-8)の末に敗れた。PK戦の8順目でキッカーを務めたイングランド代表DFフィル・ジョーンズが失敗し、まさかの敗退が決まった。ジョゼ・モウリーニョ監督は試合後の記者会見で、「ジョーンズの番が回ってくれば問題になることは分かっていた」と言い、PK戦の途中で格下に負けるシナリオが頭に浮かんでいたことを明かした。一方で、その言葉を受けて「ユナイテッドを批判しているのではないか」という記者の質問に激高し、再び会見は大荒れとなった。英サッカー専門誌「フォー・フォー・トゥー」が伝えた。

 ユナイテッドは開始3分、フランス代表FWアンソニー・マルシアルのパスをベルギー代表FWロメル・ルカクがスルー。最後はスペイン代表MFフアン・マタが先制点を挙げ、このまま楽に試合を進めるかと見られた。

 しかし、ダービーも黙っていなかった。後半14分、MFハリー・ウィルソンの得点で同点に追いつくと、その8分後に試合の流れが一気に傾く。ペナルティーエリア外でハンドを犯したユナイテッドのアルゼンチン代表GKセルヒオ・ロメロが一発退場。数的優位となったダービーは、後半40分に途中出場のFWジャック・マリオットが勝ち越しゴールを決めて逆転に成功した。

 意地を見せたいユナイテッドは、試合終了間際にベルギー代表MFマルアン・フェライニがゴールを奪い、土壇場で試合を振り出しに戻す底力を披露。だが、延長戦ではスコアは動かず、決着はPK戦に委ねられた。8人全員が成功したダービーに対し、ユナイテッドは8番手のジョーンズがシュートをセーブされて格下相手に3回戦で姿を消した。

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