マルセロ息子が元英代表DFを翻弄 ドリブルで抜き去ったと話題「スキル見せつけた」
FIFA年間表彰式のインタビュースペースで、エンツォ君がネビル氏の“守備”を突破
国際サッカー連盟(FIFA)が、そのシーズンに活躍した選手やスーパーゴールを讃える年間表彰式「ザ・ベスト」。世界のトップが集う華やかな表彰式で主役の一人になったのが、レアル・マドリードのブラジル代表DFマルセロの息子、エンツォ君だ。かつての名プレーヤー相手に1対1を仕掛ける姿が、スペインメディアで話題になっている。
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FIFA年間最優秀選手賞に輝いたクロアチア代表MFルカ・モドリッチ(レアル・マドリード)らが表彰されるなか、会場には映画祭さながらのインタビュースペースが用意されていた。そこにアフロヘアーのタキシード姿で立っているのは、エンツォ君。父が所属するレアルの下部組織に籍を置くこともあり、その足下のテクニックは親譲りだと評判だ。
そんなエンツォ君が画面から消えたかと思うと、1対1をある相手に仕掛けた。それは英衛星放送「スカイ・スポーツ」で解説者を務める元イングランド代表DFギャリー・ネビル氏だ。マンチェスター・ユナイテッド時代にはアレックス・ファーガソン元監督の下で不動の右サイドバックを務めたネビル氏を相手に、エンツォ君は抜群の初速で“縦突破”して置き去りにする。
そしてマイクを向ける女性インタビュアーを横目に、パパであるマルセロと会心のハイタッチをした。そんな様子をレアル贔屓で知られるスペイン紙「マルカ」は、「マルセロの息子が“グリーンカーペット”でスキルを見せつけた」と記している。
ただしエンツォ君の挑戦は、成功ばかりではない。「ムンド・デポルティーボ」紙によると、同じく同イベントに出席したレアルOBであるクラレンス・セードルフ氏にドリブルを仕掛けたところ、体ごとボールを刈られてしまい、セードルフ氏が慌てて抱える場面もあったのもご愛嬌か。
マルセロは今回の表彰式で、「FIFA/FIFPro(国際プロサッカー選手会)ワールドイレブン」に選出。今や世界ナンバーワンの左サイドバックとしての地位を確立しているが、いつの日かエンツォ君もこの舞台に表彰者として出席する日が来るのだろうか。