「コメディーな転倒」「醜態晒すダイブ」 ファルカオの“演技”に観客もブーイング
不振に苦しむモナコ 主将ファルカオがPK獲得試みるも…
フランス1部モナコのコロンビア代表FWラダメル・ファルカオが、相手ペナルティーエリア内で大胆なダイブを敢行し、海外メディアから「コメディーな転倒」「醜態を晒すダイブ」と辛辣な言葉を浴びせられている。
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モナコは現地時間25日、リーグ・アン第7節でアンジェとホームで対戦し、0-1で敗れた。ここまでリーグ戦3ゴールを決めている主将ファルカオだが、チームは1勝3分3敗と振るわず、16位に沈んでいる。下位に低迷している現状に焦燥感を募らせたのか、ファルカオはこの試合で審判を欺く行為に出てしまう。
問題のシーンが起きたのは、0-1のビハインドで迎えた前半39分だった。右サイドからグラウンダーのクロスが相手ペナルティーエリア内に送られると、そこに走り込んできたファルカオがボールを受け取り、チャンスを迎える。食い止めようとする相手DFが足を伸ばした次の瞬間、ファルカオはオーバーリアクションで転倒。PK奪取を目論む行為だったが、主審は迷わずファルカオにイエローカードを提示し、ホームの観衆からは痛烈なブーイングが飛んだ。
リプレーを確認しても、相手選手の足はファルカオに接触しておらず、正真正銘のシミュレーション行為であることが映像からも判明した。
この豪快すぎるダイブに、海外メディアも反応している。スペイン紙「AS」は「コメディーな転倒で騙そうとした」と綴り、問題のシーンを動画で紹介。また、オーストラリアテレビ局「SBS」の番組「The World Game」も「ファルカオがペナルティーボックス内で醜態を晒すダイブ」と指摘している。
7試合を終えて16位と、首位パリ・サンジェルマンと勝ち点12も離される不振に見舞われているモナコ。シミュレーション行為により警告を受けてしまったファルカオだが、チームの復調にエースの活躍は不可欠だ。