“新ワンダーキッド”誕生! フルハムで15歳MFがトップデビュー、英リーグ杯史上最年少出場
2003年生まれのU-16イングランド代表MFエリオット、15歳174日でクラブ史上最年少デビュー
2003年生まれの15歳MFハーヴィー・エリオットが、フルハムでトップデビューを果たした。139年のクラブの歴史上最年少出場記録を打ち立て、イングランドの新たなワンダーキッドが大きな第一歩を踏み出した。
フルハムは現地時間25日にリーグカップ3回戦で英2部ミルウォールと対戦し、3-1で勝利した。2点リードと余裕があったこともあり、後半36分に背番号56を背負ったU-16イングランド代表のエリオットが投入された。
15歳と174日でのトップデビューとなり、クラブ公式ツイッターはクラブ史上最年少記録と紹介した。また、英紙「ガーディアン」などによれば、2005年にレスター・シティでアシュリー・チェンバースが記録した15歳203日を上回り、リーグカップにおける最年少出場記録も更新したと伝えている。
エリオットをピッチに送り出したフルハムのスラヴィシャ・ヨカノヴィッチ監督も、その大胆不敵な姿勢と将来性を高く評価している。
「私が間違った英語を使っているかもしれないが、彼は傲慢(arrogant)であり、ポジティブ(positive)だ。あのキッドの言葉には彼の個性が表れていた。彼は私に『僕は自分が最高の選手だということを証明したい』と言ったんだ。私は『OK、それならチャンスをあげよう』と言った。一緒にトレーニングしたのは数回だった。私たちは彼の将来が明るいと信じているよ」
また、「彼は(試合翌日の)朝には学校に行かなければなない。(試合前には)いくつかのテストも受けていたんだ」という初々しいエピソードも紹介されている。
イングランドのレジェンド、FWウェイン・ルーニーが代表デビューを飾った2003年に生まれたニュースターは、プロの世界で飛躍を遂げることができるのか。今後のプレーに注目だ。
(FOOTBALL ZONE編集部)