GKカリウス、“CL決勝の魔のミス”を回顧 接触のS・ラモスは「一度も謝らなかった」
脳震とうを起こす要因となった接触は「わざとかどうか分からない」
今夏にリバプールからベジクタシュへ移籍したドイツ人GKロリス・カリウスが、昨季のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)決勝を回顧。ミスを犯す一因となったと言われるレアル・マドリードのスペイン代表DFセルヒオ・ラモスとの接触に関して、「彼からは一度も謝られなかった」と明かした。ドイツ紙「ビルト」が報じている。
2016年にリバプールへと加わったカリウスは、加入当初こそ不安定なパフォーマンスが続いたものの、シーズン途中から守護神に定着。昨季のCL決勝レアル戦(1-3)では、スタメンでピッチに立ったが、自身のミスから2失点を喫し、戦犯(1-3)として多くの批判を浴びることになった。
レアルのラモスと接触したことが脳震とうの要因になったのでは、という報道もあったなか、記事では当時を振り返ったカリウスが率直な心の内を告白している。
「僕が受けた打撃と、後にピッチ上で起こったミスとの関連性は誰にも分からない。それは言い訳ではなく、ただの説明だ。セルヒオ・ラモスがわざと僕を負傷させたかどうかは分からない。彼だけが知っていると思うけど、それは重要なことではないよ。しかしながら、彼が僕に謝ることはなかったね。彼との接触によって僕は視覚障害を起こした。通常の状況では僕がミスを起こすとは想像しがたいからね」
CL決勝のミスが尾を引いたこともあり、今夏には新天地へと旅立ったカリウス。ラモスとの因縁は今後も続くことになりそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)
page 1/1