「まるでコメディー」 驚愕の凡ミスオウンゴールにピクシーも愕然「あんなことが可能なのか?」
広州富力DFがクリアを試みるも、味方の腹部に当てるキックでまさかのオウンゴール
中国1部の広州富力を率いるドラガン・ストイコビッチ監督が、23日に行われた第23節の重慶力帆戦で起きた凡ミスに激怒するシーンが話題となっている。かつての“妖精”が水のボトルを蹴り上げるほどの珍オウンゴールに、海外メディアは「コメディーが始まった」と報道。指揮官も「あんなことが可能なのか?」と驚愕の色を隠せないという。
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一進一退の攻防が続くなか、後半13分にその場面が訪れた。広州富力はハーフウェーライン付近から右サイド後方のスペースに一本のパスを通され、FWフェルナンジーニョにドリブル突破を許してしまう。広州富力のGKが思い切り良く飛び出し、一度シュートを防いだものの、こぼれ球に再びフェルナンジーニョが反応。しかし、立ち上がれないまま力なくボールに触るのが精一杯だった。
広州富力はすぐに守備陣がゴール前に戻っており、こぼれ球をクリアして難を逃れるかと思われた。ところが、DFイー・テンが慌ててクリアしたボールは味方のDFファン・ジェンウの腹部を直撃。跳ね返ったボールは、そのまま自軍のゴールに吸い込まれた。
自チームの凡ミスにストイコビッチ監督も激怒し、ライン際で大きなリアクションを披露。頭に両指を添えて、まるで「考えろ!」と言わんばかりの形相を見せた。中国メディア「新浪体育」は、「低レベルなミスで失点した後、広州富力のストイコビッチ監督は目の前にあった水のボトルを蹴り上げた」と怒った様子を伝えていたが、欧州メディアもこのプレーに着目している。