トットナム本田獲りに本気モード アルゼンチン代表MFをトレード要員で供出へ

イタリアメディア報じる 「本田はミランの出口にいる選手の1人」

 プレミアリーグのトットナムがACミランの日本代表FW本田圭佑を獲得するために、アルゼンチン代表MFエリク・ラメラをトレード要員として供出する可能性が浮上している。ミラン専門のニュースサイト「 milannews.it」が伝えている。
 記事では、「本田はミランの出口にいる選手の一人」という厳しい書き出しで始まり、同じセリエAのジェノアに加え、英プレミアリーグのトットナム、エバートンの2クラブが獲得に興味を示しているとしている。その上で、トットナムは具体的にオファーの準備に突入しているという。
 トットナムは近日中にアルゼンチン代表FWエリク・ラメラをトレード要員に含めたオファーを提示すると報じている。トットナムを率いるマウリシオ・ポチェッティーノ監督は本田を高く評価しているという。ASローマでのプレー経験がありセリエAでの実績があるラメラをミランに提示することで交渉をまとめやすくする狙いがあるとしている。
 トットナムとは今月5日のアウディカップで対戦し、ミランは0-2で敗れている。その試合で本田は後半32分から途中出場していた。「背番号10」の15分間のプレーには、ポチェッティーノ監督に琴線に響くものがあったのだろうか。
 今季は日本代表で前線のコンビを組むFW岡崎慎司がレスター・シティに加入し、開幕戦でフル出場。英メディアで上々の評価を得ている。本田も親友のプレミアでの挑戦に続くことになるのだろうか。移籍市場閉幕までの残り約3週間、本田の周囲は騒がしさを増しそうな気配になっている。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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