香川は「全てを解決する存在」 地元メディア期待もアピール不足指摘「1分1分で…」
ホッフェンハイム戦で公式戦2試合連続出場も結果残せず 香川のチーム内での現状は…
ドルトムントの日本代表MF香川真司は、現地時間22日のブンデスリーガ第4節ホッフェンハイム戦で今季リーグ戦初出場初スタメンを果たし、チャンスを生み出すも得点につなげることはできなかった。地元メディアは、ドイツ代表DFマルセル・シュメルツァー、元ポーランド代表DFウカシュ・ピスチェクに次いで3番目に長い所属歴7年目となった背番号23について、「全ての問題を解決する存在」としつつ、「プレーする1分1分で自分自身を証明しなければならない」とアピールの重要性を指摘している。
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香川は今季リーグ開幕から3試合連続でベンチ外。ルシアン・ファブレ監督が多用する4-3-3システムでポジションをつかめずにいた。しかし、現地時間18日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(CL)グループステージ初戦のクラブ・ブルージュ戦(1-0)で、後半17分から4-2-3-1のトップ下として今季公式戦初出場。続く22日のリーグ第4節ホッフェンハイム戦(1-1)でもトップ下に起用され、待望のリーグ戦初出場を果たした。
後半11分には右サイドをドリブルで上がったアメリカ代表MFクリスティアン・プリシッチのクロスに合わせたが、ボールは左に逸れて得点ならず。香川は頭を抱えた。その後もチャンスには絡んだが、結局ゴールを奪えないまま、同25分にFWマキシミリアン・フィリップと交代した。
中盤はデンマーク代表MFトーマス・デラネイ、ドイツ人MFマフムード・ダフード、ベルギー代表MFアクセル・ヴィツェル、ドイツ代表MFマリオ・ゲッツェらポジション争いが激しい。ドルトムント専門のニュースサイト「BVBBuzz」は、「ボルシア・ドルトムントの中盤でベストの組み合わせは?」と特集。香川の置かれている現状について分析している。