武藤の同僚FWが異次元の“バナナシュート”を公開し話題 英紙「驚くべきトリック弾」
ニューカッスルMFケネディが練習場で驚異のゴールを決める
今夏に日本代表FW武藤嘉紀が加入したニューカッスルは、プレミアリーグ第6節を終えて2分4敗の未勝利と苦しい戦いが続いている。その要因の一つに、ここまでわずか4ゴールという得点力不足が挙げられるが、今季リーグ戦5試合0得点のブラジル人MFケネディが、練習場で驚異のゴールを決めたと話題になっている。
ケネディは今年1月にチェルシーから期限付き移籍で加入し、昨季は13試合2得点をマーク。今季レンタル契約を1年延長し、攻撃陣の軸として期待されているが、ここまではゴールに絡めていない。
そんな現状に鬱憤が溜まっていたのか、ケネディはある日の練習場で“非現実的”なシュートに挑戦した。ピッチの左サイドに立つ広告看板の外側の、ゴールラインを越えた場所にボールをセット。キッカーの位置からはゴールマウスが見えない。
通常であればピッチ外の位置で、ケネディは短い助走から利き足である左足を振り抜く。アウトフロントで蹴られたボールが回転しながらフワリとゴール前に飛んだかと思われた次の瞬間、通常では考えられないような急激なカーブがかかりゴール方向へ。異次元の軌道を描いた一撃は、ワンバウンドでゴールに突き刺さった。
この驚異的なシュートを、ケネディが自身の公式インスタグラムで公開すると、英メディアもすぐさま反応。地元メディア「クロニクル・ライブ」が、「ニューカッスル・ユナイテッドのMFケネディが、練習でゴールポストの後ろから驚くべきゴール」と伝えれば、英紙「ザ・サン」は「ストーム・アリからの少しの助けを借りて…ニューカッスルのエースであるケネディが驚くべきトリックショットをやってのけた」と紹介。同紙によれば大西洋に面した都市であるニューカッスルは、この日強い風が吹いていたようで、ケネディがその助けを借りて驚愕の“バナナシュート”を完成させたと伝えている。
見えないアシストがあったようだが……、異次元のカーブ弾によって話題を呼んだケネディ。今度はプレミアのピッチで、スーパープレーを披露してもらいたいところだ。