元イングランド代表DFが断言 開幕6戦無敗のチェルシーが優勝できない理由とは?
名CBのキーオン氏が今季のチェルシーに言及 「彼らのボールの動かし方が好きだ」
元イングランド代表DFで、アーセナルの名センターバックとしても名を馳せたマーティン・キーオン氏が、英公共放送「BBC」のプレミアハイライト番組「マッチ・オブ・ザ・デイ2」に解説者として出演し、チェルシーの今季優勝の可能性を否定した。英サッカー情報サイト「フットボール・ロンドン」が伝えている。
チェルシーは現地時間23日に行われたプレミアリーグ第6節、アウェーのウェストハム戦を0-0のドローで終えたが、前節まで開幕5連勝を記録しており6戦無敗と好スタートを切っている。今季から指揮を執るマウリツィオ・サッリ新監督が、“サッリ・ボール”と呼ばれる独自のプレースタイルを取り入れ、より攻撃的なポゼッション、ハイプレス、速いパスを中心とした戦術が機能。新加入のイタリア代表MFジョルジーニョも素早くチームに馴染み、他の主力選手も監督が目指すスタイルにフィットしている。
キーオン氏は「監督は明確なビジョンを持つべきで、それを選手たちへ伝え、選手たちは実行することが必要だ」とし、「彼らのボールの動かし方が好きだ。ワンタッチとツータッチ。ボールを失ったら、監督はすぐに選手たちに戻って欲しいと思うだろうが、彼らは全員それができている。このチームは本当にそれが上手い。よくオーガナイズされていて、よく訓練されていて、選手たちがチームでの責任を理解している」と、現在のチェルシーを称賛した。
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