バルサ2戦連続退場者、MFブスケッツがVAR判定に不満「同じ基準で運用してくれないと」
ジローナ戦でDFラングレーがVAR判定でレッドカード、CL初戦に続く連続退場
バルセロナは現地時間23日、リーガ・エスパニョーラ第5節ジローナとのカタルーニャダービーに臨み、2-2のドローに終わった。新加入DFクレマン・ラングレーのVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)による退場が響く形となったが、バルサMFセルヒオ・ブスケッツが「同じ基準で運用してくれないと」と注文をつけている。スペイン紙「マルカ」が報じた。
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試合は前半19分にMFアルトゥーロ・ビダルのパスを受けたFWリオネル・メッシが冷静に決めて、バルサが幸先良く先制。しかし、試合の流れが大きく変わったのは同35分のこと。ラングレーが相手選手に対して肘打ちしたとして、VARが適用されてレッドカードが提示され、バルサは残り時間を10人で戦うことになった。
ジローナはその間隙を見逃さず、前半45分と後半6分にFWクリスティアン・ストゥアーニがゴールを決める。1点ビハインドとなったバルサは後半18分に波状攻撃から最後は攻撃参加したDFジェラール・ピケが同点ゴールを奪い、勝ち点を確保した。
UEFAチャンピオンズリーグ(CL)初戦PSV戦でのDFサミュエル・ウムティティに続く2試合連続退場となったバルサ。それもVAR判定だったこともあってか、ブスケッツはこのように話している。
「映像に映っていて、確かに当たっているかもしれないけど、それは自然な動きだった。わざとじゃないし」
ジローナ側からも退場には相当しないだろうとの声があったようだ。それだけにブスケッツは「VARは一定の基準で正しく運用してくれないと」と注文をつけている。今季からリーガで導入されたビデオ判定は、今後も何かと議論の的になりそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)