ミランのレオナルドSD、不甲斐ないチームに憤怒 「7位のメンタリティーから脱却しろ」
本拠地アタランタ戦で2-2ドロー、ミランSDのレオナルド氏がチームの現状に怒り露わ
イタリアの名門ACミランは、現地時間23日のセリエA第5節、本拠地アタランタ戦で2-2と引き分けた。今季からミランのスポーツ・ディレクター(SD)の就任し、クラブOBで元ブラジル代表のレオナルド氏は「7位のメンタリティーから脱却しろ!」と怒りを露わにした。試合後にイタリア衛星放送局「スカイ・スポーツ」に語った。
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ミランは前半2分にアルゼンチン代表FWゴンサロ・イグアインのゴールで先制したが、後半9分に追いつかれた。同16分にはイタリア代表MFジャコモ・ボナベントゥーラのゴールで勝ち越したが、同アディショナルタイムに追いつかれて勝ち点3を逃すという不甲斐なさを見せてしまった。
試合を見届けたレオナルドSDは、怒りを込めた言葉を紡いだ。
「言い訳をしたくないが、ミランは5年間も順位表のトップから遠ざかっている。ビッグクラブの自信が失われるのは自然だ。今日は前半で2-0にできたチャンスを逃し、追いつかれる。勝ち越して、また追いつかれる。こんなことは変えなければいけない。中位にばかりいては、上位4クラブなら当たり前のことができなくなる。このメンバーは、もっと良い結果を得られる能力があるという自信に事欠かない。まず目標として必要なのは、メンタル改革だ。7位のメンタリティーから脱却しろと言いたい」
勝ち点3を得るべきゲームで2ポイントを失うようなことを繰り返していれば、トップを争うことができないのは自明だ。現役時代にミランでスクデット(リーグ優勝)を勝ち取った男は、その勝者のメンタリティーが失われている現状に怒りと改革の必要性を見出している。