ドルトムントで苦境のゲッツェに盟友が移籍の勧め 「リバプールならフィットするかも」
元同僚のグロスクロイツがゲッツェの現状に言及
ドルトムントで今季なかなか出場機会をつかめず。苦戦しているドイツ代表MFマリオ・ゲッツェに、クラブOBの元ドイツ代表MFケビン・グロスクロイツ(ユルディンゲン)が移籍を勧めている。ドイツメディア「sport.de」が報じた。
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ゲッツェは今季公式戦初戦となったDFBポカールのグロイター・フュルト戦(2-1)では先発したが、ブンデスリーガでは開幕から3試合連続でメンバー入りするものの、出場機会がなかった。現地時間18日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(CL)グループステージ第1節のクラブ・ブルージュ戦(1-0)では、4-2-3-1システムのトップ下としてに先発するも、ほとんど見せ場を作ることができず、後半17分に日本代表MF香川真司と交代。続く22日、リーグ第4節のホッフェンハイム戦(1-1)ではついにメンバー外となってしまった。
苦境に立たされているゲッツェについて、かつてともに中盤でプレーしたグロスクロイツは「もしかしたら、今冬に国外に出て、もっと落ち着いてキャリアを立て直せるようにした方が、彼にとってはいいかもしれない」と、ドイツ衛星放送「スカイ・スポーツ」に対してコメント。「(ユルゲン・)クロップは彼をよく知っている。リバプールならフィットするかもしれない」と、恩師が指揮するリバプール行きを勧めた。
グロスクロイツは2009年から13年までクロップ元監督の下、ゲッツェとともにドルトムントでプレー。10-11シーズンにリーグ優勝を果たすと、翌年にはリーグとDFBポカールの二冠を経験している。現在は3部のクラブに所属する同選手だが、かつて共闘した仲間のことが気にかかる様子で、「今のマリオはとても気の毒だと思う。毎日のように自分について書き立てられているんだから。それも自分のことばかり。ブルージュ戦だって、チーム全体の出来が良かったわけではないのに」とゲッツェをかばい、盟友に対する現在の報道は行き過ぎているとの見解を示していた。
(FOOTBALL ZONE編集部)