リーガ公式ツイッターが元ブラジル代表FWの42歳の誕生日を祝福

　かつて世界最高のストライカーとしてその名を轟かせた元ブラジル代表FWロナウド氏が、22日に42歳の誕生日を迎えた。現役時代にプレーした各クラブも、公式SNSで祝福の動画やメッセージを送るなか、リーガ・エスパニョーラ公式ツイッターも好プレーを集めた3分41秒の動画を公開。「リーガの伝説」と、バルセロナとレアル・マドリードの二大クラブで刻んだ輝かしいキャリアを称えている。

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　“フェノーメノ”（怪物）の愛称で知られ、ブラジル代表として2002年日韓ワールドカップで優勝＆得点王を獲得するなど、1990年代から2000年代にかけて世界を席巻し続けたロナウド氏。その衝撃的なスキルとスピードを、世界が知ることになったのは1996-97シーズンに加入したバルサ時代だった。シーズン中に20歳となった若き日のロナウド氏は、リーガで37試合34得点と大爆発。いきなり得点王を獲得すると、97年のバロンドールに輝いた。

　わずか1シーズンでイタリアのインテルに移籍した後は、大怪我にも見舞われたが、2002年W杯優勝を手土産にレアルへ加入。元フランス代表MFジネディーヌ・ジダンらを擁した“銀河系軍団”のなかでコンスタントにゴールを重ね、03-04シーズンには32試合24得点で自身二度目のリーガ得点王に輝いた。

　そんなスペインでの活躍を収めた映像を、リーガ公式ツイッターは「リーガの伝説。彼のキャリアとゴールは忘れられない」「不滅の“怪物”」とのコメントを添えて公開。42歳の誕生日を祝福した。

　軽やかなタッチで相手をかわし、爆発的なスピードで敵陣を切り裂くプレーの数々に、同ツイッターの返信欄には「バルサのロナウドがメッシとともに歴代最高の選手だ」「じつに壮大だ」といったファンのコメントが記された。また同じ動画を上げたリーガ公式のブラジル版ツイッターの返信欄にも、「真のロナウド」「私が見たなかで最高のFW」といった称賛の声が寄せられていた。

　2011年の引退から7年の月日が経過したが、“怪物”が放ったインパクトは人々の心の中に深く刻まれているようだ。