今季初先発のドルトムント香川、独紙は決定機逸に低評価 「8mの距離から打ったが…」

ドルトムントMF香川真司【写真:Getty Images】
ドルトムントMF香川真司【写真:Getty Images】

敵地ホッフェンハイム戦にスタメン出場 後半のビッグチャンスを決めきれず

 ドイツ・ブンデスリーガは現地時間22日に第4節の試合が各地で行われ、日本代表MF香川真司が所属するドルトムントは敵地でホッフェンハイムと1-1で引き分けた。香川は今季ブンデス初先発を果たし、チャンスを生み出したが得点につなげることはできず、後半25分にピッチを退いた。

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 ここまでブンデスリーガ3試合連続でベンチ外だった香川だが、19日のUEFAチャンピオンズリーグ初戦のクラブ・ブルージュ戦(1-0)に途中出場したのに続き、この日は4-2-3-1のトップ下で先発。しかしチームは序盤から一向にシュートが打てず、前半44分に失点してしまう。

 反撃に出るドルトムントは後半11分、右サイドをドリブルで上がったアメリカ代表MFクリスティアン・プリシッチがクロスを入れると、それに香川が合わせる。これがドルトムントにとって初シュートとなったが、ボールは左に逸れて得点ならず。香川は頭を抱えた。

 香川は同19分にもスローインを受け、右足でゴールを狙うが、これは相手GKオリバー・バウマンがキャッチ。結局ゴールに絡めないまま、同25分にFWマキシミリアン・フィリップと交代した。

 その後ドルトムントはDFアブドゥ・ディアロが一発退場で数的不利となり、さらに厳しい状況に立たされるも、同39分にドイツ代表FWマルコ・ロイスのクロスからプリシッチが同点弾を決め、1-1で試合を終えた。

 ドイツ紙「WAZ」はGKロマン・ビュルキとプリシッチにはチーム最高の「2」という評価を与えたが(ドイツの評定は1が最高、6が最低)、その他の選手は軒並み低評価。香川も「4.5」で、寸評では「56分には同点へのビッグチャンスがあったが、ゴール前8メートルの距離から打ったシュートは横へ外れた」と、決定機で決めきれなかったことについて記されていた。

 次節は現地時間26日、本拠地でのニュルンベルク戦。公式戦2試合連続で出場機会を得た香川だが、今季初めてジグナル・イドゥナ・パルクのピッチに降り立つことはできるだろうか。

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