ドルトムント香川の移籍話再燃 長友所属ガラタサライ浮上とトルコ紙報道「交渉始めた」
今夏トルコ行きの噂が過熱するも最終的に残留 ドルトムントでは我慢の時が続くが…
ドルトムントのMF香川真司は、今夏に強豪ベジクタシュなどトルコ行きの可能性が盛んに報じられた。最終的に残留したなか、シーズン序盤から思うように出場機会を得られない我慢の時が続いているが、日本代表DF長友佑都の所属するトルコ王者ガラタサライが香川獲得に向けて再び「交渉を始めた」と、トルコメディアが報じている。
【PR】ABEMA de DAZNでラ・リーガの久保建英など欧州サッカーの注目試合ハイライトを全試合無料配信!
「ラストサムライ カガワ」
こう見出しを打ち、一面で大きく取り上げたのはトルコ紙「AMK」だった。香川は ドルトムントと2020年まで契約を結んでいるが、今夏は移籍報道が過熱。司令塔タイプを求めるベジクタシュや、長友が所属するガラタサライが移籍先候補に挙がり、最終的にベジクタシュがレンタルでの獲得オファーを出したと地元メディアでは報じられていた。ドルトムントは完全移籍以外は認めず、交渉は平行線を辿ったまま移籍市場の閉幕を迎え、最終的に香川は残留となった。
リーグ戦では開幕から3試合連続でベンチ外となり、現地時間18日のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)グループステージ初戦のクラブ・ブルージュ戦(1-0)で、ようやく今季公式戦初出場。ポジション争いで新加入のデンマーク代表MFトーマス・デラネイやMFマフムード・ダフード、ベルギー代表MFアクセル・ヴィツェルらの後塵を拝し、厳しい立場が続いている。
そんななか、「AMK」紙は22日付の朝刊で「ガラタサライの幹部はベルハンダを売ることを決め、ボルシア・ドルトムントの日本人スターであるカガワのための交渉を始めた」と言及。現在、司令塔役を務めるモロッコ代表MFユーネス・ベルハンダを放出して、香川獲得を狙っていると指摘した。