「練習場に来るのは経った5、6分」と好印象

「ラグビーチームと同じスタジアムを使うことなど、驚くべきことがいくつかありますね。それは僕がこれまで経験したことがないことですよ。二つ目は誰でもピッチで僕たちのトレーニングを見ることができる。それも初めてだし、三つ目はメルボルンの街自体も僕にとって驚きです。交通渋滞がありませんから」

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　本田らしい率直なコメントである一方で、これまで渡り歩いてきた世界中の各都市の名前を挙げて、メルボルンへの忠誠をこう語っている。

「僕が今まで住んできた大都市、メキシコ、モスクワ、ミラノ、そして東京。全てどこも凄い交通量だった。だけどそれが好きなんですよね。どこかに移動するのもすごく簡単だし、練習場に来るのは経った5、6分ですからね。街の周辺に数多くのスタジアムがあるし、それは僕にとってすごく好印象ですよ」

　新天地を南半球に求めるという驚きの選択をした本田。それでもオーストラリアでのフットボールライフを楽しんでいることは確かなようだ。