バルサ期待の下部組織出身者の「今」は? 現地紙選出の50人に現役Jリーガーも登場

バブンスキーは今夏にJ2大宮へ移籍

 また、アーセナルのスペイン代表DFエクトル・ベジェリンについても「16歳でバルサを去って入団して以降、アーセナルの右サイドバックのファーストチョイスとなり、このポジションで世界的な選手の一人となった」と記されている。

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 日本人選手と同僚になった選手もいる。スペイン代表DFマルク・バルトラはドルトムントで日本代表MF香川真司、現在所属するベティスでは日本代表MF乾貴士とチームメートとなったことで「ベティスのボス」と評されている。ベティスだとパラグアイ代表FWトニー・サナブリアも同じくラ・マシア出身だ。

 次世代のアンカー候補として期待されたスペイン人MFオリオル・ロメウはチェルシー、バレンシア、シュツットガルトを経て、2015-16シーズンからは日本代表DF吉田麻也が所属するサウサンプトンに籍を置いている。

 流れ流れて、活躍の場を日本に求めたのはMFダビド・バブンスキーだ。スペイン代表DFジェラール・ピケと当時レアル・マドリードのDFアルバロ・アルベロアがツイッター上で繰り広げた舌戦をやめてほしいと懇願したというエピソードを持つが、「彼は日本での冒険を選んでいる。まずは横浜F・マリノスに入団し、今夏から大宮アルディージャと契約した」と現況を報告している。

 ラ・マシアでの競争を勝ち抜いても、トップチームではさらなる高いレベルが求められる。チアゴやバルトラ、バブンスキーらのようにバルサで活躍できなくとも世界各国に請われることが、バルサの下部組織が才能にあふれた若者があふれている何よりの証明かもしれない。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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