プレミア日本人トリオ、今節出場なるか 英紙はレスターのピュエル体制“危機”に言及
武藤、岡崎、吉田ともにベンチスタート予想 いずれも強力なライバルが存在
プレミアリーグは今週末に第6節を迎える。5試合を戦って各クラブの布陣が固まりつつあるなか、少々気になるのが最高峰リーグに挑戦する3人の日本人選手だ。英紙「ガーディアン」の予想スタメンでは、FW岡崎慎司(レスター)、FW武藤嘉紀(ニューカッスル)、DF吉田麻也(サウサンプトン)の3人ともにベンチスタート予想となっている。
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ロシア・ワールドカップ(W杯)では日本代表としてベスト16に貢献した3人だが、新シーズンは苦しんでいる。リーグ戦出場は武藤が4試合を数えるもののスタメン起用はなく、岡崎が2試合(先発出場なし)、吉田はまだ出番が来ていない。現地時間22日に行われる今節のクリスタルパレス対ニューカッスル、レスター対ハダースフィールド、リバプール対サウサンプトンでも3人の名前はサブに記されている。
共通するのは“競争相手”の存在だ。1トップが本職の武藤はベネズエラ代表で身長186センチと屈強タイプのベネズエラ代表FWサロモン・ロンドンが鎮座。岡崎は元イングランド代表FWジェイミー・バーディと長年にわたって好連係を見せてきたが、クロード・ピュエル監督の就任によって、バーディとの縦関係の位置で起用されるのは21歳の若手MFジェームズ・マディソンが主となった。そして、サウサンプトンはオランダ代表DFウェズレイ・フートとの相棒にデンマーク代表DFヤニク・ヴェステルゴーを起用する形となっている。
第5節終了時点ではレスターが10位、サウサンプトンが13位、ニューカッスルが19位となっている。ただし、レスターは「リバプールとボーンマスに負け、ハダースフィールド相手に3連敗を喫したら警鐘が鳴り響くだろう」と現状のピュエル体制に厳しい目が向けられる可能性があることを記している。ベンチを温めるケースが続く3人だが、出番が巡ってきた際にはチーム状況を好転させることができるか。
(FOOTBALL ZONE編集部)