ユベントス伊代表MF、C・ロナウドの一発退場判定に苦言 「全く正しい判断ではない」
ベルナルデスキがブリッヒ主審の判定は受け入れがたい胸を表明
ユベントスは現地時間19日のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)グループステージ初戦でポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが一発退場になるなか、2-0でバレンシアを破った。同僚のイタリア代表MFフェデリコ・ベルナルデスキは、「正しい判断ではなかった」と判定について見解を示す一方で、10人で勝利したユベントスの精神面も強調した。ユベントスの本拠地であるトリノの地元紙「コリエレ・ディ・トリノ」が報じている。
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バレンシアとのアウェーゲームに臨んだユベントスは、まさかの事態に見舞われた。前半29分にユベントスが左サイドから攻撃に出た際、ゴール前に入ろうとするロナウドとコロンビア代表DFジェイソン・ムリージョが交錯。オーバーアクション気味に倒れたムリージョにロナウドが怒りを露わにし、倒れ込んだ相手の頭をつかむようなアクションを見せた。ムリージョも激高し、両チームの選手たちが入り乱れる小競り合いに発展した。
フェリックス・ブリッヒ主審はゴール前を見ていた追加副審に助言を求めて状況を確認すると、ロナウドにレッドカードを提示した。ロナウドはこれがCL154試合目の出場にして初の退場処分。納得のいかない泣き出しそうな表情でピッチを去った。
ピッチ上でその光景を目の当たりにしたベルナルデスキは、「彼(ロナウド)はピッチ上で常に違いを見せてくれている。レッドカードが提示された瞬間は、全く正しい判断ではないとしか感じなかった」と語った。
過去にCL決勝の主審を経験したマーク・クラッテンバーグ氏もミスジャッジだと断罪するなど、集中砲火を浴びているブリッヒ主審の判断だが、ピッチ上のユベントスの選手にも受け入れがたいものだったという。