ユベントスMF、“俺たちは女じゃない”発言で謝罪 「女性蔑視の意図はなかった」
C・ロナウド退場の判定に猛抗議したジャン、自らの発言意図をツイッター上に綴る
ユベントスのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが、現地時間19日のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)で一発退場になったことを受け、「俺たちは女じゃない」と判定に猛抗議していたチームメイトのドイツ代表MFエムレ・ジャンが、この発言を謝罪した。
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ロナウドはCLグループステージ開幕戦のバレンシア戦で、コロンビア代表DFジェイソン・ムリージョと交錯。オーバーアクション気味に倒れたムリージョに怒りを露わにし、倒れ込んだムリージョの頭をつかむようなアクションを見せた。するとムリージョも激高し、両チームの選手たちがもつれる小競り合いに発展。フェリックス・ブリッヒ主審はゴール前を見ていた追加副審に助言を求めて状況を確認すると、ロナウドにレッドカードを提示した。
ロナウドへのレッドカードは、髪の毛を引っ張ったことが理由ではないかと推測されているが、こうしたなか、ジャンは試合後のインタビューで「あれがレッドだって?」と判定に疑問を呈すと、「俺たちは女じゃないんだ。彼が言うには髪の毛のせいじゃないかということだけど、俺たちは女じゃないんだ。サッカーをしているんだ」とコメント。「あんなことでレッドカードが出るなら、どんなファウルだってレッドになってしまう」と、ブリッヒ主審の判定に憤りを示していた。
しかし、ジャンは20日に自身の公式ツイッター上に謝罪文を掲載。「昨晩の試合後のコメントについて誤解を解きたい。クリスティアーノが退場になったビデオを見た後のコメントで騒動を起こしてしまったようだ。あのコメントには、女性や女子サッカーを蔑視し、男女平等を貶める意図はまったくなかった」とし、「僕を知る人なら僕が女性や男女平等、尊厳をリスペクトしていることを知っている」と綴った。