“突如消える”ゴールセレブレーションに世界騒然 「得点し、喜び、溝へと落ちていく」
EL開幕戦でチューリッヒMFコロリが溝に落ちるアクシデント
FCチューリッヒのコソボ代表MFベンヤミン・コロリはUEFAヨーロッパリーグ開幕戦で決勝弾となるPKを決めたが、ゴールセレブレーション中に突如姿を消すアクシデントに見舞われた。海外もこの珍事件に、スポットライトを当てている。
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チューリッヒは現地時間20日、ELグループステージ開幕戦でAEKラルナカと対戦し、1-0で勝利を収めた。この日、唯一の得点となった決勝ゴールはPKによって生まれたが、キッカーを務めたコロリのゴールセレブレーションで思わぬアクシデントが起きたようだ。
0-0のスコアレスで迎えた後半16分、チューリッヒがPKを得ると、コロリがこれを決め、貴重な先制点を奪うことに成功。歓喜を爆発させたコロリは一目散にサポーターの元へ駆け寄るために広告看板を越え、スタンド前にあった低い壁も飛び越えたが、突如その姿が消えることになる。
なんと、サポーターが陣取るゴール裏スタンドの目の前に深い溝があったことに気づかず、壁を飛び越えたコロリはそのまま落下してしまったのだ。祝福に駆けつけたはずのチームメイトは、慌てて落下地点を見下ろした。
このまさかのアクシデントに、各国メディアも反応。英紙「ザ・サン」は「コロリはゴールを祝いに壁を乗り越えた。しかし、それは誤った判断だった」との見出しで特集し、「サッカー界で信じられない瞬間」と綴り、「ファンとピッチを隔てる溝があったが、それを知る由もないコロリは大きな穴へと落ちていった」と説明した。