ロシアW杯MVP…レアルMFモドリッチが超絶パスで得点演出 海外絶賛「美しい瞬間」
CLローマ戦でレアルが3-0勝利、司令塔モドリッチのスルーパスからベイルがゴール
レアル・マドリードは現地時間19日のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)グループステージ初戦のASローマ戦で3-0と快勝した。この試合でウェールズ代表FWギャレス・ベイルのゴールを演出する精密スルーパスを通したのが、クロアチア代表MFルカ・モドリッチだ。今夏のロシア・ワールドカップ(W杯)でMVPを受賞した司令塔の超絶パスを海外メディアも絶賛している。
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前半45分、スペイン代表MFイスコの鮮やかなFKでレアルが先制。さらに1-0で迎えた後半13分、モドリッチ&ベイルのコンビでゴールをこじ開ける。
ローマの攻撃を受けたレアルだが、ペナルティーエリア前でボールを奪うと、中盤のモドリッチにパス。自陣センターサークル付近で前を向いたモドリッチは、一瞬視線を前方に移すと相手最終ラインの背後にあるスペースに目を付け、息つく間もなく右足を一閃。グラウンダーのパスで相手最終ラインの間を射貫くと、絶妙のスピードと強さにコントロールされた美しいスルーパスを受けたベイルが落ち着いてゴールを流し込んだ。
試合はその後、今夏ユベントスに移籍したポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドから7番を受け継いだドミニカ代表FWマリアーノがダメ押し弾。最終的に3-0でレアルが勝利を収めている。
イスコやベイル、マリアーノら得点者が脚光を浴びた一方、さすがとも言える存在感を示したのがモドリッチだった。クロアチア代表のキャプテンとしてロシアW杯に出場し、同国史上初の準優勝に貢献し、さらに自身も大会MVPを受賞。世界最高の司令塔の一人として名を馳せる男がローマ戦で卓越したスキルを披露し、ペルーメディア「El Comercio」は「素晴らしいパス」と称え、スロバキアのスポーツメディア「sport7」も「美しい瞬間」と賛辞を送った。
昨季史上初のCL3連覇を成し遂げたレアルだが、黄金期を支える33歳は今季も華麗にタクトを振るいそうだ。