CL決勝の主審経験者、C・ロナウドの退場劇に見解 「1試合以上の処分はやり過ぎ」
クラッテンバーグ氏は一発レッドカードのロナウドに同情「とても不運だった」
ユベントスのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドは、現地時間19日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(CL)初戦のバレンシア戦(2-0)で前半29分に退場処分となった。世界中で物議を呼んでいる判定だが、CL決勝の主審を経験したマーク・クラッテンバーグ氏は両者イエローが妥当との見解を示した。英紙「デイリー・メール」が報じている。
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ロナウドに衝撃の事態が起きたのは前半29分だった。ユベントスが左サイドから攻撃に出た際、ゴール前に入ろうとするロナウドとコロンビア代表DFジェイソン・ムリージョが交錯。オーバーアクション気味に倒れたムリージョにロナウドが怒りを露わにし、倒れ込んだムリージョの頭をつかむようなアクションを見せた。ムリージョも激高し、両チームの選手たちがもつれる小競り合いに発展。フェリックス・ブリッヒ主審はゴール前を見ていた追加副審に助言を求めて状況を確認すると、ロナウドにレッドカードを提示した。
ロナウドはこれがCL154試合目の出場にして初の退場処分。納得のいかない泣き出しそうな表情でピッチを去った。
2015-16シーズンのCL決勝、レアル・マドリード対アトレチコ・マドリードで主審を務めたクラッテンバーグ氏は「ロナウドはとても不運だった」として、この試合を裁いたブリッヒ主審の判定とは違う見解を示した。