「プレッシャーはない」 モドリッチ、C・ロナウドとの”バロンドール争奪戦”に無関心
「大事なのはチーム」と個人賞に大きな興味がないことを主張
レアル・マドリードのクロアチア代表ルカ・モドリッチは、現地時間19日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(CL)初戦のASローマ戦で後半40分までプレーして3-0の勝利に貢献。ロシア・ワールドカップ(W杯)での疲労を認めつつ、バロンドールへの思いも口にした。イタリアのサッカー専門サイト「カルチョメルカート・コム」が報じている。
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3連覇中のレアルの初戦は昨季4強に躍進したローマ相手だったが、前半45分にスペイン代表MFイスコが先制点を決めると後半にも2点を追加し、3-0でまさに一蹴した。その試合後、モドリッチは「もちろんW杯によって、僕は肉体的にも精神的にも疲労を感じているよ。でも、それは日を追うごとに良くなっている」と、決勝戦まで延長戦3試合を含む7試合を戦ったダメージが大きいことを認めた。
モドリッチは現在、FIFA年間最優秀選手を受賞できるかどうかが話題になっている。昨季までレアルで共闘したポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドとの一騎打ちと目され、同様の状況にあった欧州最優秀選手賞はモドリッチが受賞。しかし、自身はそうした個人賞の行方に大きな興味がないという。
「チームメイトやファンが、僕に賞を取ってほしいと思ってくれていることは本当に誇らしいよ。ただ、それは何か絶対に受賞しなきゃいけないというようなプレッシャーではなくて、大事なのはチームなんだ。もし賞をもらえたなら、それは良いことだし嬉しいと思うよ。だけど、そうならなかったとしても人生は続いていくからね」
現代において世界最高のプレーメーカーと称されるレアルの「10番」は、あくまでも大事なのはチームと強調した。この日に各地で行われたCLグループステージ初戦では、ロナウドはユベントス移籍後初のCL出場で退場処分という衝撃的な結末を迎えたが、24日の授賞式で名前を呼ばれるのはどちらになるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)