レアル新鋭アセンシオ、二人抜き驚愕ルーレットから“芸術的ノールック弾未遂”に反響
CLローマ戦で鮮やかなターンからノールックでシュートを放つもGKの好セーブに遭う
レアル・マドリードは現地時間19日のUEFAチャピオンズリーグ(CL)グループステージ初戦でASローマを3-0で下した。スペイン代表MFイスコの直接FK弾に始まり、計3ゴールを奪ったなか、後半17分から出場したスペイン代表MFマルコ・アセンシオが繰り出した“ノールック弾未遂”が伝説のファンタジスタのようだと海外メディアで話題となっている。
【PR】ABEMA de DAZNでラ・リーガの久保建英など欧州サッカーの注目試合ハイライトを全試合無料配信!‘;
ホームにローマを迎え撃ったレアルは、前半45分にイスコの芸術的なFKを決めて先制すると、後半13分にはクロアチア代表MFルカ・モドリッチのスルーパスにウェールズ代表FWギャレス・ベイルが抜け出して追加点。試合を優位に進め、さらに同34分に決定的なチャンスを迎える。
自陣でボールを拾ったドミニカ代表FWマリアーノ・ディアスがドリブルで持ち上がり、こぼれ球を拾ったイスコが左サイドから中央へパスを送った。ゴール前に入り込んだアセンシオはマーカー二人に囲まれながら左足裏でコントロールして方向転換。自らもすぐさま反転してゴール前に抜け出し、GKとの1対1で左後方を見ながらの“ノールックシュート”を放った。グラウンダーの一撃はゴール右隅に向かったが、ローマのスウェーデン代表GKロビン・オルセンに左足で弾き返され、惜しくもネットは揺らせなかった。
この“ノールック弾未遂”に海外メディアも着目。ペルーメディア「El Comercio」は「天才アセンシオ、歴史的なゴールを逃す」と題し、「エリア内で驚異的なルーレットで二人をかわし、彼の天才ぶりに誰もが席から腰を上げた」と観客を魅了するプレーだったことを伝えた。