名手ロッベン、カウンター発動の鮮やかな“ヒールフリック”が話題 「もはやダンス」

バイエルンのMFアリエン・ロッベン【写真:Getty Images】
バイエルンのMFアリエン・ロッベン【写真:Getty Images】

ベンフィカの守備網を切り裂いて攻撃のスイッチをいれ 、複数人が絡んで追加点を奪取

 ドイツ王者バイエルンは現地時間19日のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)グループリーグ初戦でベンフィカを2-0で破り、白星スタートを切った。チーム2点目のカウンターを発動させるスイッチとなった元オランダ代表MFアリエン・ロッベンの華麗な足技が、「驚くようなフリック」「もはやダンス」と話題となっている。

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 バイエルンは前半10分にポーランド代表FWロベルト・レバンドフスキのゴールで先制。1-0とリードして迎えた後半8分だった。

 自陣右コーナー付近でドイツ代表DFジョシュア・キミッヒが球際で身体を張り、ゴールライン際でスライディングして縦に蹴り出し、右サイドにいたロッベンにつなぐ。34歳のウインガーは背後と右側からマーカーが寄せて来るなか、これをダイレクトで処理。ジャンプしながら左足ヒールで直角に方向転換させ、中央で待っていたポルトガル代表MFレナト・サンチェスにパスを通した。

 バイエルンはロッベンのパスでカウンターのスイッチを入れ、サンチェスのドルブル突破から左サイドを経由して最後はコロンビア代表MFハメス・ロドリゲスのクロスをサンチェスが仕留めてリードを2点に広げた。

 衛星放送「BTスポーツ」公式ツイッターは、「ロッベンの驚くようなフリック。力強いボックス・トゥ・ボックスのチャージ。完璧なタイムラン。傑出したバイエルンのチームゴール!」と称賛。CL公式インスタグラムも「このロッベンのタッチ」と炎の絵文字3連発とともに動画付きで紹介している。ファンもその技術に脱帽したようだ。

「この試合最高のスキル」
「100点満点」
「歴史の中で最も過小評価された選手」
「もはやダンス」
「なんてクオリティーだ」
「キング」

 34歳となっても卓越した技術と影響力は衰えを知らない。

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