ユベントス、CL白星発進も波乱 C・ロナウドが一発レッドで154試合目にして初退場
ピャニッチの2ゴールで2-0と勝利
10人になったユベントスは4-4-1でバレンシアにボールを持たせることを選択するが、勝負強さで上回った。前半終了間際にまたも左サイドから攻撃すると、攻撃参加したポルトガル代表DFジョアン・カンセロがシュート。これはクロスバーに当たって跳ね返ったが、こぼれ球を拾ったカンセロに対してバレンシアのスペイン人MFダニエル・パレホが足を高く上げて首のあたりを蹴ってしまいPKが宣告された。これをボスニア・ヘルツェゴビナ代表MFミラレム・ピャニッチがゴール右に蹴り込んで1-0とユベントスがリードして前半を終えた。
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後半に入ると再びゲームは動いた。右コーナーキックを得たユベントスはファーサイドでDFレオナルド・ボヌッチが合わせようとしたが、ムリージョに抱え込まれて倒れると再びPKが与えられた。ロナウドを退場に追い込んだムリージョだったが、主審の目の前で完全に相手を掴んでしまい痛恨のプレーとなった。これをピャニッチが前半と同様にゴール右に蹴り込み、後半6分でユベントスが2点目を奪った。
その後もバレンシアはボールを持たせてもらいながら、ユベントスの守備ブロックを切り崩せずに決定機と呼べるほどのチャンスは生み出せずに時間が進んだ。それでもアディショナルタイムにクロスボールの場面でPKを獲得したが、パレホがゴール左を狙ったキックはポーランド代表GKヴォイチェフ・シュチェスニーがセーブ。ユベントスはまさかのロナウド退場という逆境を跳ねのけ、大事な開幕戦でアウェーで2-0の勝利を奪い取った。