殊勲弾のリバプールFW “ホラーな目潰し”を歓喜に変えた新ゴールパフォーマンスに脚光
CLのPSG戦で決勝点をマークしたフィルミーノ 英紙は目を覆うゴールパフォーマンスに注目
リバプールのブラジル代表FWロベルト・フィルミーノは、トットナム戦での“ホラーな目潰し”による負傷の影響で、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)開幕戦はベンチスタートとなったが、途中交代から決勝ゴールをマーク。その際に見せたゴールパフォーマンスが話題を呼んでいる。
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リバプールは現地時間18日、CLグループステージ開幕戦でパリ・サンジェルマン(PSG)と対戦し、3-2で勝利を収めた。元イングランド代表FWダニエル・スターリッジのヘディング弾、MFジェームズ・ミルナーのPKで2点のリードを奪うも、PSGのベルギー代表DFトーマス・ムニエ、フランス代表FWキリアン・ムバッペにゴールを許し、試合終盤に同点とされたが、土壇場で起死回生の決勝ゴールをマークしたのがフィルミーノだった。
後半27分に途中投入されたフィルミーノは同アディショナルタイム2分、ペナルティーエリア右でボールを受けると、中央に切り込み、左足でシュートモーションに入るがキックフェイントで再度切り返し、間髪入れずに右足を一閃。相手守備陣をすり抜けたグラウンダーのシュートはゴール左隅に流れ込んだ。笑顔で駆け寄り歓喜を爆発させるチームメイトをよそに、左目を手のひらで覆い無表情で立ち尽くすフィルミーノのゴールパフォーマンスに注目が集まった。
新たなゴールパフォーマンスが披露された要因は、3日前の試合にある。現地時間15日に行われたプレミアリーグ第5節トットナム戦(2-1)で、フィルミーノはベルギー代表DFヤン・フェルトンゲンと競り合った際、相手の指が左目を直撃。ピッチに倒れ込み、出血し負傷交代を余儀なくされていた。
フィルミーノの左目に指が突き刺さるワンシーンを、英紙「デイリー・スター」は「この日の勝利はフィルミーノの身震いする負傷により後味が悪いものとなってしまった」と紹介。ドイツ紙「ビルト」も「ホラーシーン! 指がフィルミーノの目に…」と特集し、スペイン紙「マルカ」はフィルミーノが病院に直行して検査を受けたことを伝えていた。