メッシのCL開幕戦ハットトリックにバルサ監督も脱帽 「決定力は達人の域」
PSV戦で3ゴールを奪い4-0快勝に貢献
バルセロナのFWリオネル・メッシは、現地時間18日に行われた今シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ(CL)初戦で、直接FK弾を含む3得点であっさりとハットトリックを達成した。この活躍にエルネスト・バルベルデ監督も脱帽し、「普段のことのように、とんでもないことをやってくれる」と話したと、スペイン紙「マルカ」が報じている。
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この日のバルサは前半30分までPSVの粘り強い守備に苦しんだが、同32分にFWウスマン・デンベレがゴール正面約22メートルの位置で直接FKを得ると、キッカーを務めたのはもちろんメッシ。左足から放たれた一撃は相手GKから急激に逃げるカーブがかかり、ゴール右隅へと収まった。
鮮やかな先制点をゲットすると、後半に入ってもその決定力が猛威を振るう。2-0となった後半32分には、MFイバン・ラキティッチの浮き球パスを左足インサイドで絶妙に合わせてゴール左隅へ流しこみ、その10分後にはFWルイス・スアレスとのコンビネーションでとどめを刺した。
PSVを文字通り粉砕したメッシに対して、チームを預かるバルベルデ監督も全幅の信頼を寄せている。「試合展開を見ると、4-0で満足しているし妥当な結果だよ。相手はカウンターがハマっていて、先制点を取るのは難しいと見ていたからね」とメッシの先制点が大きかったことについて触れ、このようにも話している。
「彼は普段のことのように、とんでもないことをやってくれる。ゴールを奪う決定力は達人の域で、彼はハットトリックすることに飽き飽きしていないからね」
CLの通算ゴール数を「103」に積み上げるなど、まさに生ける伝説となっているメッシ。2014-15シーズン以来のビッグイヤー奪回へ、バルサにとってやはり不可欠なのは背番号10の大エースだ。