鹿島MF遠藤、インタビューで“得点者”と勘違いの珍事に笑顔 「僕、決めてないっすよ」
ACL天津権健戦で遠藤は先制アシスト インタビュアーが「素晴らしいゴール」と振り…
鹿島アントラーズのMF遠藤康は、18日のAFCチャンピオンズリーグ(ACL)準々決勝の第2戦のアウェー(中立地のマカオ開催)天津権健戦で先制ゴールをアシストする活躍を見せ、3-0勝利に貢献。チームは2戦合計5-0でクラブ初のACL4強進出を果たしたなか、試合後のインタビューで“珍事”が待っていた。
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ホームでの第1戦を2-0と勝利して臨み、遠藤は「ホームで2-0と勝ち、アウェーで非常に難しくなると思っていた」と話した。その言葉どおり、試合開始直後に猛攻を受けた鹿島だったが、遠藤の正確な左足が流れを変えた。前半13分、右コーナーキックを得ると遠藤は相手GKの前に立ったFWセルジーニョに正確なボールを供給し、先制点を導いた。
その後は安定感のある試合運びで「みんなが勝つため、上に行くために走り続けた結果がこうなったと思う」と、遠藤も納得の表情を見せている。
ところが、インタビュアーから「素晴らしいゴールも決めました」と得点者に勘違いされてしまい、「僕、決めてないっすよ」と笑った。その後に「誰が決めてもチームが勝てば良いと思っているので」とフォローしている。得点者に比肩する存在感を放ったのは事実だが、まさかの珍事に鹿島の攻撃を操ったレフティーの笑いは止まらないままインタビューは終了した。
鹿島はこれでクラブ史上初のACLベスト4入りを決めた。一昨年には開催国枠で出場したFIFAクラブワールドカップ(W杯)で準優勝に輝いた日本の“常勝軍団”は、クラブに欠けているアジア王者の称号に一歩前進した。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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